こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

前回の記事は

・セールありきの時代にはプロパーで販売する姿勢が大事です

・例えばライフスタイル業界はセールをしない構造です

・ですから「ロングセラーを作りましょう」という内容でした

 

 

読まれた方からすると

「何を作る、ライフスタイル業界じゃないし」

「どうすれば作れる」

「どのように認知してもらう」

という疑問が湧いたかもしれません。

 

 

キャロットさんのバックとペルソナの例だけでは納得感がたりなかったかもしれません

ね。今後良い実例を書き足していきたいと思います。今日のテーマは、上記で言えば「

どのように認知してもらうのか」に関係しています。

 

 

 

1、信用経済の勧め

 

まずこの本のおすすめ

 

(「新世界」西野亮廣 KADOKAWA 1389円)

 

インターネットが繋がり、SNSというアプリで世界がつながることができて。。とここ

まではわかる、皆さんもラインは毎日使ってると思います。果たしてその先がどうなっ

ている(行く)のかが知りたい。その辺りを難しく語る人が多い中、西野さんがわかり

やすく語っています。

 

見た目の胡散臭さで疑ってましたが(個人的にヒゲが苦手なんですよ)。この本は、読

みやすい、理解しやすいと思います。「難しいことをわかりやすく話せる人が本当に頭

が良い」と聞いてましたが、そうなのだなと納得してます。

 

私の理解では、お金は信用。日本銀行の印鑑が紙幣に押してあるから「信用」して使っ

ている。

また、銀行が預かったお金(例えば1万円)を信用に応じて貸し出すので、1万円が銀行

を経由することで何倍にも経済効果が出てくることを信用経済という。という使い方で

信用を理解してました。

 

書かれているのは、そういう社会全体の信用の話ではなく、「個人」に信用という受け

皿機能が(SNSでの評判)が出来てき田という説明に力点が置かれてます。例えば周囲

の人で「あの人の行動は一貫してブレがない」「あの人の価値観には共鳴する」という

人は自然と”信用”が生まれています。

 

で、その様に個人が持っている「信用」は貯まっていくとお金になるようになってきた

と言っています。例えば、誰かが、旅に出たいから出資してくれとネットで公募してみ

ると「自分で働け」「人を頼るな」と批判される面もあるが(まだSNSの信用経済が認

知されてない)信用がある人にはお金が集まるようになってきた。(自分は絵本を作り

、展覧会も同じ方法でした)

また、お金を集めた人が旅の体験を文章や写真で後日共有します、ということであった

ら、それは「予約販売」と同じなのではないかと言っています、批判するには当たらな

いと。

 

これを読んで、私はコロンブスが航海前に出資者を募るのを連想しましたが、彼の話は

もっと日常的な「信用」が価値を生むということです。コロンブスでなくても誰でも信

用がお金に交換できるとわかりやすく語っています。

 

日常的な、個人が参加するSNSの繋がりには、大きな力がありますよそれに気づいてま

すか?という投げかけですね。地方で有意義なイベントをしたい、見たことがない様な

セレクトショップを立ち上げたいと募れば、クラウドファウンディングでお金は集まる

という可能性はあるという話で、銀行とは違う信用経済がもう世界にはあるんだ!と読

んでいて楽しくなりました。

 

 

例えば私のブログサイト「カシカヤ?」「誰やそれ、コンサル?なおさら胡散臭いな。

。」私の場合、そういう状態から出発して、この先どこまで「信用」を作ることが出来

るかということですね。

 

具体的な仕事をしてほしいという依頼がある場合は従来の経済活動。「社員教育をして

ほしい」「新規ブランドの立ち上げを手伝ってほしい」というのは、成果の提供に対し

て対価をいただく。

 

その成果の信頼が積み重なれば、口コミから会いたい、話を聞きたいの延長線上に、お

金を払って予約することに繋がってくるかもしれません。「信用」の積み重ね、これが

ネットでできるというのが現代の素晴らしさです。距離がある方にも共有できる。

 

この本を読んで、この地方専門店への貢献を謳うサイトにぜひ「信用」を構築していき

たいと決意を新たにした次第です。

 

 

2、楽しいから参加する

 

西野さんの活動はオンラインサイトを立ち上げたことが有名で、それで私は知ってまし

た。月千円で会員数1万2千人、年間で1億4千万位もなる!そうです。ただ、オンラ

インサロンは宗教的な囲い込みではないのか?という疑いを持ってました。

 

しかし、書かれている実態は、会員は”楽しいから”参加している、参加するために会費

を払っているそうです。西野さんが、何か始めるたびにサイトメンバーに声をかければ

、参加したい人が手弁当で参加する。

 

なぜ、参加するかと言えば、人は楽しい=やりがいのあることをしたい!から

本来なら、やりがいを求めて会社に入るが、そうとはならない事情がある、というくだ

りには皆さんも同意されるのでは?と思います。

 

「楽しい!参加したい!」というフレーズで思い当たる最近の事例では

私はツイッターで初めて知った”チャーリー”という人が、自分の会社メンバーでもない

人を集めて活動し、その活動を本にまとめベストセラーにしています。驚くのは本屋で

販売もしてるのにその内容をネットで無料公開もしています。

 

驚く理由は、私の感覚で見ると、本を出すということが社会貢献なのかビジネスなのか

その線引きがわからなかったのです。まして、知らない人が集まって活動しているとな

ると利益配分は?その人たちは副業なのか?ボランティアなのか?

 

しかし、西野さんの本を見てようやくわかりました。

参加したグループの作品がベストセラーになり、社会的な反響を得るなんてただただ楽

しそうだな!です。そんなグループにいたら多少の印税よりももっと大きなもの(人脈

・経験)を得られるでしょう。しかし良い時代になりましたね(笑)

 

西野さん曰く、「会社に生きがいを求める必要はない。自分で楽しいことを探して、参

加したかったら参加して、面白くなかったら辞める。会社は辞めれないが、オンライン

サロンはいつでも辞めれる。」

 

 

「何かの社会的なプロジェクトに参加する、今までは難しかった。SNSの今日、今まで

距離があったことに参加しやすくなる、募集しやすくなる。ホリエモンのサロンに入れ

ば、自分でロケットを打ち上げるプロセスに参加体験できる、という具合に。」

 

私も「KASIKAYA」でそういう活動ができればいいと思う次第です。業界の知恵が集ま

るサイトにしていきたいです。小さい専門店がメーカーが、少人数で生きていくには、

人材や知恵を外注できる部分は「シェア」していったほうが良いと思うからです。そこ

にお金が発生するかよりも為になるのかを優先させたいです。

 

 

3、服の社会的役割が変わった

 

とっておきの本のご紹介

 

よくグルメの人が「この店は教えたくなかった!」と言いますが、私にとってそんな

本です(笑)。西野さんの話が私の中ではこの本に繋がったの紹介します。

 

 

以下、私の解釈「会社に勤めているというのは「社会的信用」、例えばフリーランスと

して紹介された時に後ろ寒く感じるのは、会社という後ろ盾がなくなると、社会的な信

用が足りないと感じるからです。」

 

だからフリーランスと聞くと「大丈夫?」と聞かれたりします。よく映画の中で、フラ

フラ生きてる主人公が、どこかに出かける時に「ちゃんとした格好しなさい」と言われ

るシーンがありますね。服を着ている=しっかりしている=社会的なグループに属して

いる証明だからです。

 

以前は”ここ”に服の出番がありました。「わたしはこういう人間ですという!」という

アイデンティティを示すために仕立ての良いスーツやワンピースが「その人なり」を代

弁してくれたのです。服の役割は公的書類の様に重要だったのです。

 

 

TPOに応じた着こなしがマナーとして社会規範として備わったのは「社会的信用を持っ

た人として見られるためであった」のです。しかしそれも昔の話になりました。。とい

うのがこの本の重要なところです。

 

以前というのは、もうそれ(証明)は必要がない時代になったと言っています。今では

多くの人は出会う前から互いのことを知ってるのです。何が好きで、政治信条は、家族

構成、、、もしくは、共通の知人が複数存在しているなど、そうですフェイスブックで

知っているのです。こういう状態に2005年ぐらいを境に世界は変わってきた、2007年に

はアイフォンでより加速しているという説明です。

 

 

その様にコミュニケーション上、まったくの初対面は減ってきた。つまり、服装はその

人らしくあれば良い、不必要に飾ることはないという主張が出てきたと書いています。

業界では「ノームコア」といかにも一過性のトレンドの様に言っている人もいますが、

全く視点が違います。

 

例えば、私のブログを見れば、私の考え方は何本か読んで分かっているとなると、初対

面でも古い友人のように会話は盛り上がることでしょう。考えが違うと思う人は、そも

そも会わないということです。

 

服がアイデンティティの紹介役を降りた(失った?)せいと考えるか、服のカジュアル

化は継続しています。いつまで、どこまで続くのでしょう?スーツは復権するのでしょ

うか?

 

このカジュアル化をトレンドと考えるのか?はそれぞれだと思いますが、私の理解は

”海の深さ”で例えればトレンドは水面上でありこの様な価値観の変化は一番深い、ディ

ープトレンドの変化と見ております。

 

ディープトレンドは長く続くでしょう。一番深い位置にあることは簡単には変化しない

と思うからです。ビジネススーツは、社会的証明(素材感、仕立て)よりも機能性へと

目的が変わり、ネクタイや革靴の役割(装飾性)は溶けていきそうです。(もっと実用

的な事へ、例えば機能性へと変化)

 

社会生活の中の役割が変質すると、「コア」な部分だけは尖った形で残り(残そうとす

る力が働く)、スーツ愛好者はカチカチの「ブリティシュ・トラッド」に集まるのだと

いう説にも同意します。宗教でもそうですが本質や伝統を強く主張することで現実が軟

化することとバランスを取ろうとするのだと思います。

スーツを代表例にあげましたが、一般大衆=カジュアル化=ファッションに無頓着

となれば、バランスを取る様に「ファッションに強く興味ある」というグループも

存在を強くするということです。その方達はお金を使う方々です、ネットでも店舗

でも購入するので、そういう方々を取り込んでいくことが重要ということです。

 

なるほど、この本はそういう今後の戦略にも気づかせてくれました。漠然とした服

の需要が薄れてくるとなれば、通行量や人口に依存した打ち出しでは響かないのです。

そういうコアな顧客、ファンを獲得することが必要だと、私はこの本を読んで思い

ました。

4、まとめ

 

今日のテーマは「ロングセラーを作ろう」の補足ですので、お伝えしたかったのは、

御社の立場(専門店、メーカー、その他)でいかに「信用経済」を構築するか!と

いうことです。

 

まず、

1、それは可能である。

2、使わない手はない。

3、小さいところほど効果を生み出す。

 

 

小さい会社やオーナー一人のお店は、人手がありませんという理由で、諦めなければ

いけないことも多々ありました。雑誌広告に載せるなどとても無理。。。

 

それがもし外の世界とつながれば、どうなるでしょう?「信用」はあなたの魅力を何

倍にもしてくれるかもしれません。地方専門店にもいくつかの具体例はありますが、事

前承諾がないので書きませんがそういう先を今後も取材、紹介していきたいと思って

ます。

 

 

実行するのに時間がないと思われるでしょうか?現代の暮らしは一人四役ぐらいは当た

り前ですよね

・妻、夫の役割

・父、母の役割

・介護や地域の付き合い

・仕事、労働

 

一見すると時間はない、疲れ果てている。。しかし、隙間時間はあるものです。

 

  1. オーナー
  2. バイヤー
  3. 店長
  4. SNS担当者

の一人四役

 

 

隙間時間で自分らしさを発信することは大事です。自分の声を出し、自分のアイ

デンティティを証明する。そういう発信をしていけば小さい会社の細々した日常

を見守ってくれる人は多くいるのではないでしょうか、多少の時間はかかります

が。

 

 

時間はかかっても、SNSでの信用経済を構築するということを、それが大事であり

信用は経済を導くことを自分のブログ活動で証明していきたいと思ってます。

「自分ならどうする?」という視点で見守っていただければ幸いです。

 

 

ではまた次回

 

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