26:「対等であること」〜承

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今日のテーマ「対等」です。

皆様、日頃日常で他人と接する時に「対等」を意識されることはあるでしょうか?

皆様に問いかけている以上、こちらで書かせていただいている内容は決して上から目線

では無いことをお断りしておきます。

 

しかし、普段の生活においても誰かの話やアドバイスを聞こうとする場合は、相手の持

つキャリアや経験に説得力がある場合が大半だと思います。(自分から見て先輩である、

自分の会社より大きいとか)

 

このように経験値の差がある場合、経験がある人が梯子の上の方にいて、経験が少ない

人が梯子の下にいるイメージは誰しも持つと思います。知識のはしごがあった場合、学歴

ではあの人が上だとか、役職ではあの人が下だとか、人間関係では様々な「はしご」が出

てきて、それを意識している自分がいたりします。

 

それらのはしごは意識しすぎたり、使い方を誤るとコミュニケーションをギクシャクさせる

ものです。「あの人は何もわかってない、歳が上なだけ」「先輩を敬わないあいつは生意気

だ」「何かというと上から目線の説明口調だ!」「なぜあそこまでへり下るんだろう?」

「俺たちの若い頃は。。。」などなど知らず知らずにはしごの関係を持ち込んでいないでし

ょうか?

 

 

これらは対等な関係ではありません。会社のメンバーと一致団結して生き残り策を考え取

り組んでいかなければいけない中で、コミュニケーションの絡まりが散乱していると上手

くいきません。

 

配線が散らかった床でつまづいたり足がもつれたりする前に、これらの基本的なコミュニ

ケーションは整理しておく必要があります。今日は、4つだけポイントを紹介しようと思

います。組織が小さければより効果が出ると思います。

対等

 

まず日常生活にも当てはまる基本的なことを書かせていただきます。

 

「対等な関係とは相手と向き合うときは、自分も相手も尊重した対等な態度をとります。

 たとえ、立場や役割に上下関係があったとしても人間としては対等であることを忘れ

 ません。

 必要以上に卑屈にならず、反対に心の中で相手を見下すこともなく対等な姿勢で向き合

 います。」

 

私は企業人として働いた経験が長く、専門分野でもプロフィールに書くように沢山のお客様

と接して来ました。人はいろんな経験や知識を持っています。しかし、それと立場が対等で

ある事は別問題という事です。

 

 

プロフィールに経験値を書くのは、わかりやすい紹介の為で、上から語るための経験の絶

対化ではありません。知識は知識、年上は年上というだけで、それをうやまう事が立ち位

置の差につながるわけでは無いのです。

 

社長であるといばっても皆が敬遠すれば社長である意味はなく、私たちは服のプロだとお客

様を見下したようなカッコ良さを撒き散らしてもお客様は居心地悪くなるだけです、博識披

露で相手をケムに巻いても仕方ありません、わかるように目線を下げる姿勢が必要です。

 

攻撃の誘惑

はしごの上に登って見下そうという誘惑もありますが、はしごの下に潜り込もうとする人もい

ます。「相手をおだてて持ち上げる」「自分から卑屈な言動を繰り返す」「日常的に下座を探

し回る行動」も同じです。自分で自分を上下関係をはめ込まないと落ち着かないのです。

 

最悪の誘惑は「攻撃」です。はしごの関係を組織内に持ち込むと上位にいる人は下位の人を攻撃

しても良いという誘惑に駆られます。ついつい口調が強くなる。わからないから強く言い聞かせ

る。このような関係を社内で定着させると意見や意欲は湧き上がってきません。

 

これらは少し考えれば分かる事なのに組織では頻発します。パワハラ、セクハラが起こるのはこ

の対等という認識がかけています。家庭という組織でも起こります、何かというと上下関係を持

ち出してはいませんか?嫁と姑、長男と次男。。

 

状況が厳しい会社に伺うと、このようなコミュニケーションの障害が目に付きます。改善策を取

ろうにも誰も聞く耳を持たないというケースでは「言うことを聞け」と言う押さえつけが対等の

関係を壊すレベルまで効きすぎているのです。

 

対等の関係はお客様との関係でもあります。下の動画を参考にしてください。

 

1分20秒の動画

誠実

 

コミュニケーションとしての誠実は大事な事です。これができていないと、つまり自分や相

手に嘘をつきながら関係を続けているといつかそのしわ寄せがほころびるか、壊れてしまい

ます。心が壊れると取り返しがつきません。

 

 

 

「誠実とは自分に対しても、相手に対しても誠実である事です。

 自分の感情にフタをしないで、まずは”どう感じているのか”自分の心に聞いてみます

 その上で、相手と誠実に接します。

 実際に自分の口に出すか、出さないかは別としてまずは自分の心に誠実になって相手と

 向き合います。」

 

まずは一旦自分の気持ちを聞いてあげる、例えば怒ったりするのは人間としては自然な感情

なのでそれはそれでいいと考えます。怒りを行動で表すと問題になるので、感情と行動を切

離せば良く、感情を認めてあげるのは大事なのです。

 

生き方としての誠実さ、結果を期待せず自分に誠実に生きるという考え方があります。

良いお説法がありましたので紹介します(8分の動画)

 

 

率直

 

「気持ちや要求を伝えるときには、相手に率直に向き合います。なるべく顔を見ながら伝

えます。

話をするときは、率直に簡潔に具体的に。また第三者を介さず「私は」を主語にして

話します。」

 

これは職場でも良く見かけますね。「誰が言ってるの?」と聞くと「みんなが言ってる」

「言ってるのを聞いた」と他人の口を借りてメッセージを伝える悪い例です。本人が

自立しないと対等な関係は築けません。

 

自分という主語がないと責任の所在もわかりませんし、最悪「他責」の山積みになります。

誰の責任かわからないまま、会社がダメになるのは多くの従業員は肌で感じているという

のも倒産後に聞く話です。対等な関係を社内に築くためにも率直である重要性を伝えたい

ものです。

 

 

自己責任

言ったら言ったなりの、黙っているなら黙っているなりの、自分の行動の結果

 を自分で引き受けます。相手とのコミュニケーションの半分の責任は自分にもある

 と思うようにしましょう。」

 

これは大事ですね、会社のルールにしたいぐらいですねww。

 

まとめ

いかがでしょうか

コミュニケーションはできる方は何の苦もなく上手にこなされる方がいます。みていて

清々しい、いつも笑みを絶やさず人生を楽しいでいるように見えます。

 

運動神経と同じで持って生まれた方は、苦もなく体が反応するようにコミュニケーション

もできてしまうのではないでしょうか?コツがあるとすれば上記の4つを会得されてるの

でしょう。

 

一方、コミュニケーションで苦しむ方は非常に多くいらっしゃいます。入社する人、自分

が出会う人、仕事をさせていただく関係先がコミュニケーションに長けていないことの方

が自分を含めて多いのではないでしょうか?

 

今回の4つの言葉はアサーティブジャパンの「アサーティブ4つ柱」から引用させていただ

きました。アサーティブとは直訳すると「主張」ですが、意味合いは「自分も相手も尊重し

た上で誠実に、対等に、卒直に自分の希望や意見を伝える心構え(スキルとマインド)の事

です。

 

私も3年前にアサーティブと出会い、学び続け今年はベーシックトレーナーに挑戦中です。

今日は学んでいることを共有させていただきました。私も天性の運動神経はないので一から

学び直しています。

 

次回をこれを踏まえて「なぜ会社で対立は起こるのか?」をお送りします

ではまた次回

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