58:「あなたは何のためにインスタをするのか?」

58こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は南九州の私の知り合いの方が、インスタを伸ばしたいとの事ですので、インスタについて知り得る

事をまとめてみました。出遅れ感があるのは私個人も同じです、ほぼ始めたばかりです。

 

 

健康商売は健康な方から、金融商品はお金持ちから、インスタについてはすでにフォロワーが万単位でいる

人から聞かないと説得力に欠けるわけですが、つまり信憑性を演出する錯覚資産と呼ぼれるものですが、そ

の迫力にはまったくのところ欠ける立場で僭越ではございますが、本日は「インスタを伸ばそう」について

書かせていただきます。

 

 

ですのですでに成功してる方、フォロワー1000人以上の方は、そのままその道をお進みください。ww

 

フォロワー百人以下の方々、同類です、以下にまとめた起死回生の法則で世間様に追い付きましょう!「今日か

ら俺は〜」の宣言が大事です。行動あるのみです。

 

*ネットで集めたお役立ち情報は「*」で書き添えました。

Contents

皆がインスタグラムを選ぶ理由

理由

多くのセミナー業者がいるので、こう言うとこから情報は借りてきます。要点は上から3つほど。

・利用者がSNSの中でも伸びている(50台の参加者も増え全年代が網羅されている)

・フォロワーにはフォロワーがいて関係性が連鎖していく

・同じ趣味嗜好の人と出会える

・ECサイト誘導機能による商売への貢献

・オプションツールの価値(タグ付、ストーリーズ)

 

出会いを求めるのなら、多くの人と違うインフラを使うより参加者が同じものを使うべきですね。それがインスタ

をやる理由「出会い」です。そして拡散性は他のSNSに比べ劣りますが連鎖性がある事。昭和や平成時代にはない

恵まれたサービスなので今の時代に商売するなら是非使いましょう!と言う事です。

 

*人がブランドや店に親近感を覚えるのは接触回数が約35回ほど必要だそうです。来店以外に接触する機会として

インスタ発信を見てもらう、こちらからコメントできるので接触回数に貢献します。昔で言えば暑中見舞いやDMしか

なかった事に比べれば便利です。

 

フォロワーを掴むコツ

他のSNS、Twitterなどでも同じ様な質問はありますが最短距離でと言うコツは無いみたいです。しかしフォロワー

が多い人が語る成功体験は似ているので、それを聞くと要は急がば回れ、つまり丁寧に投稿しろです。

・見様見真似で初める

・参考になる人を見て投稿内容を真似る

・良い投稿記事にはコメントといいねをする

・投稿をする←基本、まずは100投稿

・ストーリーズを上げる←インスタを盛り上げる、インスタのAIが見ている

✖️真似したい人のフォロワーとフォローから選んでフォローする←やりすぎるとデメリットが大きい

フォローできる上限は7500人、フォローしてフォローバックを狙うやり方は行き詰まる、フォローして

そこから削除する行為はインスタからペナルティ貰う可能性大です。アクションを止められる。

✖️1日20時間没頭する(代わりにイイねを押してくれるロボットもあるが使わない方がいいとの事)

→これも今はだめ、フォロワーよりフォローが多い不自然バランスや不自然行為はインスタから評価され

ない、それどころかアカウントを潰される可能性あり

 

小さな喜びを感じる気持ちは同じ

フォローされると嬉しいし、コメントつくとやった甲斐があるのは誰しも同じなので、良いと思った人

には自然な感想を付けていく。(報酬性の興奮が得られるのでかなり高い喜びに脳は感じる)

 

有意義な内容の投稿しか評価されない。そう聞くとハードルが高い気もしますが、誰しも趣味は持ってい

るのでその内容やスタッフの今日のコーディネートやお客様の持ち物などネタは探す(この努力が人によ

って苦痛に感じることでしょう)

 

しかし私の書いているブログもそうですが、それで諦めるなら向いていません。

 

何の影響があるのか

フォロワー数が伸びたとして何のメリットがあるのか?

 

1、不特定多数に数打てば当たる

2、人の好みは予想できない以上、母数を増やした方が良い

 

大別するとこの2つでしょうか、1の不特定多数にはあまり賛同できません。これは人口が多い時代に

大量のコマーシャルを流すやり方です、今では無駄だと思われます。続けているのはゲーム業界ぐらいで

はないでしょうか。

 

2は意味があります、何が売れるかは分からないのと大概予想は外れると言う事実があります。すごく好

きだと言う人と興味がないと言う人に別れがちです、中間という人は少ないのです。強烈なファンを増やす

には母数は増やすべきです。

 

付け加えるなら誰が誰のフォロワーになっているか分からないのです、可能性は常にあります。

 

売れる売れないは関係性

一方で、フォロアーは「質」こそが大事だと言う人がいます。エンゲージメント(約束・忠誠)と言ってます

。1万人のフォロアーがいようが買ってくれる人が百人しかいなければ百人以外に意味がないと言います。

 

言っている意味は「心の通わない」フォロワー多くても仕方がないと言っているようです。マーケティングの

先生は数字で語りますが、私達商売人はその様に割り切れないと思います。店頭では話しかけることができな

いお客様もインスタグラムは見てもらえる可能性があります。店頭に立っていればこれがどれだけ有難いかわ

かるはずです。

 

 

どんな影響を与えれば良いのか

フォロワーの数が多い方がチャンスが生まれる。販売につながるには関係性が重要、そこまではわかりました。では

優良顧客を増やすにはどんな情報を提供すれば良いのでしょうか?

 

その答えは、どんな人をフォローしたくなるか?どんな人を友人にしたくなるか?どんな人に共感を覚えるか?

 

長年地方専門店を見て来まして、地元に根付いている方々のファン心理に気付くことがありました。男性オーナーだと

、学校を辞めて、持っているお金で古着屋を開く、または海外を放浪の様な過去があり現在の店を経営している、そん

な我が道を行く生き様のストーリーに学生客が憧れる。

 

女性オーナーも小さくても自分がやりたいスタイルで店を開いている。家事もして、子育てもして、東京にも出張して

働いている。大変そうだけど自分には出来ないと同世代の女性が仕事と家庭の両立の様に憧れる。

 

田舎に住んでいる人はそれぞれ生活に制限があります。親の面倒、家を継ぐ、兄弟関係。。そう言う人からすれば自力

で商売している憧れの存在に地方専門店オーナーは見えます。自分に自由があったら勇気があったら。。ああ言う生き

方をしてみたい。そんなストーリーのあるお店は繁盛してます。オーナーと顧客の間で物が介在しますが、それ以前の

部分で「共感」があるからです。

 

ですから、そう言う方のインスタグラムはオーナーの生活観に溢れています。旅やお酒やバイク。。インテリア、食、

子供、畑仕事。。逆に時々服の話が出るくらいです。もし自分が入ってるファンクラブがあれば、スターのそんな生活

を覗いてみたいですよね?

 

スターとファンは上下関係ですが、インスタのフォロワーは対等の関係です。友人作りとおなじなのですから生活観を

そのまま見て貰えばよく、共感できる部分に共感して貰えば良いと思います。

 

自分の人となりを知ってもらう、昼の顔、夜の顔、休日の顔を発信すると「あなた」の印象に立体感が出て来ます。

絵を描くときの陰影、ピアノを弾くときに右手はメロディだけですが左手で和音を重ねると厚みが出ます、プレート

ランチの盛り付けとか料理の盛り付けも複数の素材を重ねるとコラージュの様に雰囲気が膨らみます。

 

プロフィールで投稿写真を見ると12マス見えますが、この割合のバランスが取れていると「その人の生活」を想像で

き、かつ豊さを感じることが出来ます。こう言う方法は一つのやり方です、いろんなやり方があります。私の話が絶対

的に正しいとは申しません、ただそう言うインスタに私は惹かれます。

 

初心者、私の12マス

*初心者の間違いは、企業アカウントは(宣伝臭くて)敬遠される。できるだけ個人名が良い。店名は

ブランディング、集客はスタッフが全員で個人名で行う。

 

*そもそも投稿よりもプロフィールの方が重要、そこで離脱する人の方が多い。箇条書きで親しみが持て

る自己紹介をする。フォローしてフォローバックの作戦が規制され始めたので、よりプロフィールで親しみ

を生む工夫が必要。

 

*スタッフ全員にインスタさせる意味は、人は人に会いにくる。店に来るわけではない。人の魅力で人を呼

ぶ。

*お客様にタグ付の依頼をする。来店後しばらくしたら再度のお礼を伝える。会話が成立するとインスタ の

AIが親しいと理解する。

 

長年お付き合いさせていただいている、フォロワー1万人の方の12マス

 

*コツは背景を多く入れる事だそうです、個人や物をアップせずに背景や余白を多くする事でライフスタイルが

よく分かり、感情移入しやすいそうです。

*週に2回は自撮りを入れる、誰のアカウントなのかを主張する。

 

使う目的の違いがわかりにくくする

何がしたいのか?

もちろん売り上げなりの効果を期待しているのでしょう。最後は利益に代えたい。そこまでに至るプロセスは

どうなんでしょうか?売り上げの手前には何があるのでしょうか?

 

風が吹いて桶屋が儲かる法則で立ち位置を可視化する
現代版「風が吹いて桶屋が儲かる」

・風が吹く=ブランディングを始める、リサーチする

・砂埃が舞う=戦略を固める、目的を定める(お客様にどんな気持ちになってもらいたいか)

・目に入る=発信を始める、フォロワーを増やす

・目が見えなくなる=発信の継続と工夫、フォロワーとの交流

・仕方ないから按摩をする=消費者に伝わる、口コミが広がる

・按摩さんは三味線が必要=ブランド認知を高める、ライブなどのイベント

・猫が三味線の皮になる=ブランドに共感する、喜んでもらう

・ネズミが増える=ファンが増える、問い合わせが増える

・増えたネズミが桶をかじる=購入金額が増える

・桶屋が儲かる=利益が増える、利益を再投資する

皆様は自店のどのプロセスを強化しようと意識したことはありますか?
上げる写真はトルソーの写真のみ、セール情報の告知だけしかアップしないのは最後の「桶屋が儲かる」のプロセスに
しかインスタを使ってない事になります。その使い方では旧来からあるチラシと同じ様な使い方に限定してると言えま
す。
専門店は売り上げ!売り上げ!あげたい

大事なのは戦略になります(ランチェスター戦略に学ぶのが手っ取り早い)

顧客から見て地域1番店になるのが最大目標です。顧客に一番近い店と言うポジションを確保しないといけません。

インスタの最大の特徴は地域の絞り込みがし易いとセミナーの先生が言っています。地域を入れて検索する、そうす

ると地域の生活者が見えて来ます。

 

同じ地域に住んでいる人は他の店も利用している、美容、パン屋、カフェ、酒屋、花屋に絡んでいく、同じ商売、

同じ顧客繋がりとしての交流。地元の先輩後輩、丁寧にコメントしていく、地域のコミュニティーに入り、自分なり

に関係を編み込んでいく、フォロワーとして素直に見て共感を伝える、褒めて貰えばそりゃ嬉しい。

 

身近な地域社会で知られる存在になることが一番です。

 

 

メーカー様は何がしたいのか?

直販なのか?認知なのか?卸先を増やす?卸先への黒子サービスなのか、それを全て兼ねているのか?多分、そこ

(戦略)が曖昧な気がします。一番情報がある人が一番忙しかったりするので、SNS担当者任せとなりがちですが

担当者には情報が限られできる事が絞れたりします。やはり、ディレクターが自然体で価値観を示すのが良く、他の

メンバーの勉強にもなります。

 

尊敬する先輩であり、300億のブランドコンセプトを1人で立ち上げた伝説の人の12コマです。

 

人に知られるにはもともと5年かかる

インスタはマーケティングでありブランディングもでき、通販サイトにもなり、チラシにもなる、便利すぎてどう使

えばいいかわからなくなりますね。

 

私の経験上、都心でブランド開発しても、新たな店を出店しても多くの人に知れ渡っていくには時間がかかります。

大量の広告を流せば「知り」はしますがそこに思入れはありません。大量の水をバケツで路上に撒いてもいずれ蒸発

して元通りです。人の記憶に残るのは難しい。。

 

人は広告は嫌だし、企業からのアプローチには敬遠します。それだけに商売において顧客とエンゲージメントを交わし

ながら信頼を積む重ねるのは時間がかかります。時間がかかると言うことと、便利すぎて機能が多くて使いこなせない

両方の難しさがあるのでこんなに有料セミナーが繁盛しているんだなと思う次第です。

 

専門店ならば弱者の戦略として一番近い人達を顧客にしていくしかないので、お店に来られる方をフォローさせていただ

く、フォローしてもらうように努力する。それが一番手応えが出ると思います。そのように戦略を固めて始めるとゴール

も設定しやすいのではないでしょうか?

 

基本的に投稿して褒められれば強い喜びを人は感じますので楽しくやるのが1番のコツだと私は思いました。では南九州の

A様、一緒に頑張っていきましょう。

ではまた次回

*最後にこれは付け加えておきたい、キャプションを書くときに改行を優しくしてくれる「改行君」

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