こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

ブログサイトをワードプレスで新規作成し、現在引越しの途中です。

気ままに日常を書く内容と、職業的な視点のサイト(ここの事です)に分けたのですが

職業的な視点というと、少しかしこまってしまい筆がすすまない状態です。

 

先日、ある方からのアドバイスで「同じことを書けば良い」と聞きました。

テーマはちがうが主張は同じというのは、飽きられるのではと考えていましたが、

テーマは違うが毎回主張が同じというのは「あっ、また同じ事をいっている」と気づかれますが

その方がブレてない安心感があるという話を聞きました。

 

そう聞いて、少し気楽に書き始めた今回です。ww

Contents

社長の悩みはコーチングで変わる

 

私のクライアント候補でもある、中小企業の社長とお話をすると、「社内で気になっている

事はあるものの、その事をしっかり考えられていない」と聞きます。

つまりは、時間がないんだと、正確には”落ち着いて”考える時間ですね、そういう時間がない。

 

「落ち着いて」という意味はいろいろあると思います

・アイデアに大事な部分が欠けている(情報が不足している)

・考えがまとまらない(主に感情面、気持ちの整理がついていない)

・課題が見えてこない(主に業務、営業成績)どこが悪いのだろう?

・問題のありかの検討はつくが、優先順位がごちゃついている

・やりたい事があり過ぎるが、従業員が付いてこれるかが心配

・とりあえず気持ちを吐き出したい、聞いてほしい

 

これらの事を相談する相手は、同業の社長が多いのではないでしょうか。

私の知る限りですと、同業の、特に”気が合う”方と飲んで相談いる気がします。

とりあえず気兼ねなく話したい。

 

私も、飲み会に参加することもあるのですが、たしかに知らないひとには内部事情を

言いにくところはあります。

飲み会の半分は、そういう「聞いて欲しい話」ですが、残り半分は「困っている、解決しない話」

のようです。

酔いが回ってくると出てくる。

最後は売上が上がれば全て解決するというあきらめの流れが多いのですが。。

 

番外としてひたすら自分の判断は正しいという話や、社長として自分は頑張っているという話をえんえ

んとされる方もいますが、これは社長業の重圧でダメージが蓄積されてるんだろうと前向きに想像してい

ます。

 

服飾業界の経営者の方は、相談できる「師」とされる方はいらっしゃるでしょうか?

(小山昇さん、小宮一慶さんを師とされる方はいらっしゃいました)

師匠までいかなくても「尊敬している」という方は皆さんいらっしゃる様です(肌感で)

スポーツや芸術の世界のコーチング

一般的なコーチングの場合

・基礎を叩き込む

・チームワークを構築する

・ゲームプランを準備し、調整する

・補強し、動機付ける

主なコーチの仕事は上の4つだと思います、プロになるともう少し専門性で分かれますが

だいたい基本はこの4つだと思います。

 

本来ならば、社長の右腕や幹部が社内の指導、コーチングをしてくれれば良いのです。

ところが、積極的にヘッドコーチの役割を担ってくれる幹部はなかなかいないようです。

それがなかなかできない理由

・衝突することへの恐れ

・人の感情を害することへの恐れ

・失敗への恐れ

・コーチングする時間がない

こういう”恐れ”を感じる事はあると思います。

実際下手な指導はトラブルになったり、こじらせる事もあります。

またこの恐れに輪をかける条件が積み重なります

・職務内容が不明確

・優先順位が不明確

・役割と人材の不一致

・長い間フィードバックを受けていない

・障害が存在する

こういうルールや優先順位の問題は、「私の責任ではない」という思いも重なり、スキルがないと
難しいのではないでしょうか。
これらの条件がかけ合わさって課題になる事を考えると、社内には問題の火種が多く、それを社内
の人材だけでコーチングすることが難しいことがわかります。

依頼するのならば、どういう人にコーチングを頼むのか

 

便利な人と大事な事を頼む人の違い

頼みやすい人は、気兼ねなく尋ねやすくて、近場にいて腰が軽い便利な人!

こういう人がいると良いですね。

こういう友情ベースで報いてくれる人は、タダでしてくれるありがたさもあります。

 

では、ここぞという大事な事を相談する場合にはどういう人を頼るのでしょうか?

経営者の身近にいる専門家というと、たいがい税理士の先生になると思います、こういう方が

幅広い領域に知見を持っていれば、本業の延長で相談料はかからないかですみます。

 

便利な人と重要な事を頼む人の違いは、専門性と経験値なのかもしれません。

 

基本は便利な人を探す

ちょっとした気遣い、お互い様という気持ちがあれば誰でも便利な人には成れます。

それこそ友人、知人にものを尋ねたり、ちょっとした事を頼んだり。

「すぐやってくれた、友人だからタダだった」

 

そうやって作ってもらったECサイトは活用されてるんでしょうか?

「知人のサイトは効果が出ている、フォロワー増えてる、うちはどうしてダメなんだ?」

そういう場合は誰に尋ねればいいんでしょう?

 

ちょっと聞けばいいだけだからと、ノリで友人知人にばかり頼っているといつまでも解決は遅れま

すし、結果そういう人脈しか広がらないと思います。

 

便利な人には責任がない

こういう時に友人として頼られても気楽なのは、責任がないからです

お金をもらわなければ、責任を背負う必要がない、あくまでも善意です。

 

そのように考えた時に、依頼したい内容は「責任を持ってやってほしい事」なのか、

その見極めがついている事は重要です。

困りごとに、例えばコーチを求める場合、「責任を持って解決したい場合」はプロを雇うのが

良いと思います。

 

「俺の悩みを聞いてくれ」という事でしたら、聞く側に責任はないのですから友人で十分です。

逃げ場のない責任の存在

社長が他者に変え難いのは、逃げ場のない責任を背負っているからだと思います。

そういう立場で考えてくれる人を求めるのなら、同じ環境の人を探した方が良いと思います。

気軽な仲間に聞いてもらう話と、例えば重要な未来に関する話は相手を分けた方が良いでしょう。

コーチングに備える事

基本的に(シチュエーションの複雑さは別として)コーチが質問する事は4つと考えています

「状況はどうなっているのか?」
「あなたは(社長は)どういう結果にしたいと思うのか?」
「どういう制約(障害)があるのか?」
「どの辺りが難しいと思うのか?」

こういう質問に答える事で、状況の整理がついていなくても、コーチがまとめてくれるでしょう

そういう意味では、事前に準備する事はあまりないと思います。

 

一番大事な備えは、お金をかけて相談する決断をする事です。

お金をかけてタクシーに乗る、ホテルに泊まるのと同じく、お金をかける価値を自分の中で分類し

て置くことが重要です。

ただの愚痴なのか、ストレスなのか、前向きに解決したいのか。。

 

そういう区分けがないまま、アドバイスをもらう関係からは何も有意義な事は生まれないと思い

ます。アドバイスには責任がないからです、またそんな聞きかじった事は実行するのに怖くなりま

す。

 

税理士さんでは対応が効かない領域を区別し、その領域での課題を書き出し、それが解決するなら

お金を出しても良い決意をした上で、そういう人材を訪ねるのが、順番としては良いと思います。

私も、そういう相談をされる存在でありたいと思います。

 

ではまた次回

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