54:「会社でシステムを導入する時に知っておきたい事」

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

アフターコロナについての議論や経営者向けの提言などがメディア等で増えて来ました。活気が出て

良い事だと思います。今日は定額制のシステムソフトをお勧めしようと思いまとめてみました。特定

のソフトをお勧めというよりも、システム導入に関係する「IT環境の変化」についてお話ししようと

思います。

 

いかにも難しそうな話です。難しいことを簡単に説明してナンボですので頑張ります。知れば簡単な事

なのですが、知っているのと知らないとでは今後大きな差が出ると思います。どちらかというとメーカ

ー様よりの話ですが、経営者であれば小売店様にも役立つ話です。

 

 

 

結論を先に言っておきますと、一昔前のシステム構築は大掛かりでした、しかし今はコンパクトにな

ってます。アプリの形式でダウンロードして定額制で使えるようになってます。

 

あまりに簡単なので(なぜそれほど便利なのか)理解できず使うのに躊躇してしまったりします。シス

テムを建物とかんがえると納品された時に完璧でなければ「不良品だ!」となります。しかし今のソフ

トは自動更新してより良くバージョンアップしていくのです。

 

AI(人工知能)のエンジンが入っていれば学習していくので、顧客データが集まればより賢く、より行

き届いたサービスになるのです。

 

そうすると「初期の頃はバグだらけの不良品ではないか」と疑う人もいます。でも疑っているといつま

でも社内に導入できません。それはもったいないですよ!という話です。

 

最近の「ZOOM」騒動がそうです。中国出身の経営者なので、中国のサーバーを使っているから信頼で

きないとか散々な言われようでしたが今では使って便利なシステムソフトの地位を確立しました(使用

人数の規模が証明)。

 

賛成派から見れば、当初はセキュリティの問題があったのですが、オープンな批判を取り入れて良化し

た、です。しかし、反対派からは「不良品」のレッテルを貼ったものとしか見えません。経営者であれ

ば、今後もこういう判断に迷う事が出てくるはずです。ですので今日はこの辺りの問題に役立つ考え方

を書いてみます。

 

本当は前編・後編に分けるボリューム(8000字)です。しかし書いていて楽しかったですし、発見も

多くありました。楽しく読んでいただける事を期待しています。

 

Contents

会社にソフトを合わせるか、自社がソフトに合わせるか

最近は便利なソフトが一杯あります、特に携帯に入っているアプリです。あのZOOMもアプリで提供さ

れていますからダウンロードすればすぐに使えます。どのソフトもある程度は無料の範囲で使えます。

 

ユーザーインタフェースといわれる直感的な操作が可能なので、まったく不自由なくその利便性を感じ

ることができます。昔のようにインストラクターに教わってということはありません。そういう意味では

、LINEが代表的ですね。多くの人が”課金せずに”使用しています。

 

以前はこんなに便利ではありませんでした、欲しい機能のアプリは存在してなかったので欲しい場合シス

テム屋を呼んで自社向けに設計して作ってもらいました。建売ではない一戸建てを建てるようなものです

から、設計は我が家独自のカスタマイズになります。当然一戸建ての注文住宅の価格は高くなります。で

も特注した分”我が家”への思入れは深まります。

 

 

特に、自社が勝ち組だと考える会社はガッチリシステムを構築します。その戦略から外れないような仕組

みにして百戦百勝にしよう!という考えです。もっとも上り調子でなければ開発費用を出せないのですが

。30年で企業が変化に取り残されるのは、こういうインフラを固めすぎて身動き取れなくなることも関係

しています。今だと百貨店がそうですね。

 

パッケージを使うかカスタマイズするか

会社にシステムを入れる時は、市販のハッケージソフトを使うか、システム設計を依頼してオリジナルを

作るかになります。勤怠管理など会社で差が出ないことを管理するソフトは差がないので市販のソフトで

大丈夫です。

 

 

しかし、販売部門と経理部門の連携や、生産管理となるとちょうど良いというものに出会えません。直営

店の管理はできてもECが付け加えられないとか、ポイントの共通化ができないとか出てきます。そうする

と一部改造するなりのカスタマイズが出てきます。

 

カスタマイズを否定するわけではありませんが、なるべくパッケージはそのまま使った方が良いと思いま

す。中小企業ではそのまま使うでしょうが、成長企業はいじりたがります。いじるたがる割にお金は出さ

ないのが最悪です。品質が大事な場面で過度にコストを持ち出すのは後々に影響してきます。

 

私の知る限り、カスタマイズにこだわる企業の理由は2つです、一つは勝ち組企業だから自前のオペレー

ションで運用したい。2つ目は隠れた理由ですが、「従業員が変化できない」です。少人数で生産性を気に

しているので新しいソフトに合わせた働き方に変更することに抵抗があるのです。

 

新しい時代に合わせたソフトを導入するのは簡単ではありません。ソフト営業マンが売り込むほど簡単に効

果は出ないのです。なぜなら受け身ではダメだからです。受け身ですむのは購入前まで。購入後は自分たちの

意思が必要です。特にトップのリーダシップ、中間管理職の調整能力、現場の頭を柔らかくする教育制度の3

つは必須です。

 

トップは使えば良いでは済みません。「これで何をどう変えていくのか」社員に示さなければいけません。

 

他社が「最新システムを採用」というニュースを見かけたら、まずパッケージなのかカスタマイズなのかを見

ると良いです。それでどの程度のことをしようとしているか、会社の状況を推測する事ができます。

 

経営状態を見える化したい

経営者であれば、24時間現状を見て、将来を考えています。しかも経営者は時間がない。

 

データが散らばっていたり、それが見他だけで理解しにくい状態であり解説者の解説がないと解らない

ようですと困ります。ちょうど良いシステムの有無に関わらず改善していかねければなりません。

 

会社の規模は様々ですが、状況を早く掴みたいと考える経営者は増えてきました。その理由は「変化の加

速」です。特に人口が減り始めてから2000年過ぎてからは社会的な変化が加速して、そのようなニーズが

強く出てきました。

 

 

第一世代:システム構築→第二世代:汎用ソフトをインストール

ERP(Enterprise Resource Planning)登場

そういう「見える化」ソフトの代表例がERPと呼ばれるものです。SAP(サップ)という会社の製品名ですが

、そのコンセプトがそのままビジネス用語として浸透してます。内容はエンタープライズ(会社全体)のリソ

ース(人・物・金と情報)をプランニング(計画・管理)する仕組みで、その頭文字で呼んでいいます。

 

経営者であれば「リアルタイムに状況を把握して経営に活かす」という触れ込みは魅力的ですね。

 

SAPサップという会社は元IBM社員が独立して作ったドイツの会社です。この発想の延長線上で経営ダッシュ

ードというのがあります。

 

 

車のダッシュボードのように、運転に必要な最低限のリアルタイムデーターを社員に見てもらう考え方です。

JALを立て直した稲盛さんのアメーバ組織経営のように、(アメーバのように小さなグループが組み合わさっ

ている)現場が数字を理解していることが大事という考え方です。小さな会社でもダッシュボードを組めるソ

フトが出てきてます。以前記事にも書きました。

 

中小企業の方もすステムを考える場合は会社の「見える化」からイメージするのが良いと思います。

 

 

競争の時代にはリアルデータが必要

サップの登場は90年代後半ですが、時代は80年代の日米自動車摩擦問題を経て、「世界がフラット化」してワ

ールドワイドの大競走になってきた事があります。競争の激化が変化を促すわけです。ERPは主に販売部門の

統合ソフトです。もう一つ大事な部門として生産周りの統合ソフトが必要です。これも同じ時期にPLMという

のが(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)というのが出てきます。

 

最近、アパレル業界も在庫問題が大きくなり、その解決策にPLMが必要だと新聞等で書かれているのを見ると思

います。しかし、PLMはERPのように「見える化」できる統合ソフトですから、それだけで全て解決できるわけ

がないことはここまでの説明で理解できると思います。もともとはNASA関連の宇宙開発のために出来たソフト

です。

 

(宇宙関係は部品数が多すぎるために特別な管理ソフトが必要になった)これは別の機会に解説します。

 

ここまでのまとめ

2000年までの順調な経済環境を通過して、一転世界を相手に戦う時代になりソフトを使う側の企業はより経営

判断に生かせる仕組みを求める時代になった。経営判断資料が一目で(できればリアルタイムで)見える化でき

るERPを持つ事が前提となっている。中小企業でもダッシュボードの概念で現場に目標までの乖離を伝えるのが

大事である。

 

 

個人環境の変化

95年にWindows95が登場し、普通のサラリーマンもPCで仕事をするようになりましたが、自宅用にPCを買うと、

自分なりに使いたければソフトをCDで読み込まなかればいけませんでした。インストール自体が厄介で動かない

と知もないのでオタオタした記憶は当時の方はあるでしょう。

 

なるべくソフトが最初からインストールされた(大半が不要な)PCを買いましたが、抱き合わせのソフトや役立

たずのソフトばかりで、買った後に「なんでこんなに高いんだ」と感じたものです。

 

事情が変わったのが、2007年アイフォン登場です。「アプリ」という概念が出て、しかも大半が無料である程度ま

で使える、「なんて便利なんだ!」と人々は熱狂しました。同じ頃、とある会社が「クラウド」という概念を(96

年ラムナト教授発案)を取り上げます

 

 

2人の創設者がスタンフォード大学で出会い、最初にBuckrubという検索エンジンを作った会社です。エンジン名

はその後「Google」に変わります。

(00年代は多くの画期的サービスが産声を上げた時期で、理解しておくと役立ちます。)

 

Googleが時代の象徴

ここからは、ソフトをサービスとして提供する側の変化を見ていきます。グーグルのもたらした影響の中でもここ

で注目したい点は2つです。Googleは90年後半から出てきた動きの象徴だと思います。

 

2つの技術の積極的な活用

①クラウド

②オープンソース

 

Googleアースや地図マップが無料!「なんで?」

まずはオープンソースの話から。

 

Googleはアンドロイドという携帯電話のプラットフォームを持ってますが、ベースはLinuxのようなオープンソー

スを使っています。オープンソースとはウイキペディアのように世界中の人が無償で作業し貢献する仕組みです。

Googleアースのロゴ(ウイキペディアより)

会社立ち上げの理念が「増殖する地球上の膨大な情報を全て整理し尽くす」です。実に壮大ですww「もし仮に

世界政府というのがあるとしたら、そこで開発しなければならないはずのシステムは全部Googleで作ろう」とい

う事を真面目に実行している会社です。

 

ですので借りる知恵は借りる、集団に返す知識は返すことで「世界に対する貢献」を進めているのです。その動

きに後方に彗星の尾鰭のような社会的な影響が数々と出てきます。それが「チープ革命」とも呼ばれます。世界

中のあらゆるデーターが取り込まれるので、それらはデジタル化され「安く」なっていきます。

 

 

音楽やアート、地図、ニュース、情報などのソフトは安くなりましたね。雑誌のデジタル配信になり、洋服業界

だけがそのままでいることは難しいのです。この辺りから、「シェア」する経済への影響もあるでしょう。

 

(今さら聞けないアンドロイドとアイフォンの違い:2分の動画 ↓)

 

 

アンドロイドもGoogleが開発したけど、土台はオープンソースのLinuxを採用している。それをソニーやサムソンが

使って携帯の形にしている事が動画でわかったと思います。Googleは最近ではAI(人工知能)エンジンもオープンに

しているんです。そうなると次世代のサービス企業は(開発費用を負担する事なく)この技術を搭載したサービス商

品を出す事ができます。

 

2007年にGoogleが登場し「Googleアース」を無償公開した時点で、それまで絶好調であった大手システム会社が

倒産を覚悟したそうです。システム会社は好調なはずなのに(クライアントの競争激化で)、最近は激しいリスト

ラを繰り返して世間の注目を集めています。その理由はGoogle登場後の世界で生き残るために業務改革に抜本的に

取り組まなければいけないからです。

 

 

 

Googleの仕組みに乗っかったベンチャー企業と戦っていくには、旧来型の大型案件(フルカスタマイズのシステム構

築)では先細りが見えているからです。人事の人から話を聞いた事がありますが、社内の営業やエンジニアは90年代

から勝ち組高給取りの意識が強いので抵抗は強いのだそうです。

 

変化への対応はいつも汗と涙でしょっぱいですww

 

 

第三世代:クラウドサービス→定額制

こっち側とあっち側の誕生

Googleがラムナト教授のアイデアを掘り起こした事で「クラウド(雲の向こう)」という発想が技術的に可能にな

りました。こっちがわ(自社で管理するPCやサーバー)とあっちがわ(データーの管理を委託する)の誕生です。

あっち側のサービスではAWS(アマゾンWEBサービス)というAmazonが管理するサーバーを借りるのが有名です。

 

それぞれでサーバーの管理で人を雇ったり、セキュリティで悩む必要がなくなり管理コストが安くなりました。

 

 

こちらがわはオンプレミス(on-premis)(自社運用)と言います。ですので、Google登場以前は、ソフトウエアは

CDに記録されたものを売り買いするライセンス供与で、サーバー管理はオンプレミス型でしたが、Google後はクラ

ウドへと移行しています。

 

参考までにクラウドの種別

 

クラウドの種類

・パブリック”クラウド”

企業や個人を問わず利用できる。利用プランで申し込めばサクッと使う事ができ

不要になればスパッと止める事ができます。

・プライベート”クラウド”

主に企業が自分用のクラウド環境を組む。インターネットからのアクセスを制限したい

官公庁や教育研究関係で使います。

 

 

こちらとあちら&信頼する、しないのマトリックス

梅田望夫さんの「ウエブ進化論」から図を参照させていただいたものです。こちら側、もしくはあっち側に

データーがあるかという軸が一つ。もう一つは不特定多数へ拡大していく事への信頼感があるか、もしくは

信頼しないのかという軸、2軸の関係を表しています。

 

まさに、Googleが未来系のWEB2,0の時代へ橋渡し役になっている事がよくわかります。最近のリモートワーク

などのソフトも外部への信頼性やデーターをどこに置いておきたいかで選択が異なる事がわかります。それぞれが

自分の大事にしたい優先順位で選べば良いのです。

 

 

 

 

 

 

最近よく見るけど発音できない「SaaS登場」(サースと呼ぶ:ソフトウエア as a  サービスの略)

これ以外にパースとアイアースとか種類がありますが、「〜〜ス」と発音しとけば「あいつは解っている」

と認めてもらえます。ww

 

ソフトウエアという言葉とサービスという言葉が組み合わさって、より便利になるイメージですね。

 

Googleと同じ時代に出てきた企業は、多かれ少なかれ同じような考え方を影響されあって持っているようです。

SaaSで有名なのはセールスフォース。カスタマーサービス(CRM)を得意にクラウドを使って伸びてきた会社です。

現在は巨人SAP(200億ドル規模)に勝負(50億ドル規模)を挑んでいるところです。

 

 

SaaSによるサービスのメリット
3大メリット

●インターネット上にデータを保存できる

●様々なデバイスからデータにアクセスできる

●複数のユーザーが同じデータを共有・編集できる

例えば、ZARAは世界で1万人の情報収集担当者がいるそうですが、その人たちは携帯など持ち歩くデバイス
で情報をあつめますから、SaaSの特徴が必須になります、またその情報を別の場所にいる企画者と連携させる、
企画者はその検討した情報を基に、会社の”外部”にいる生地メーカーと打ち合わせに使う。
いかにアクセス自由な情報に価値が出てくるかがわかると思います。特に社内と社外をつなげる仕組みはクラウ
ドなしでは(コストと汎用性を考えると)出来ないでしょう。

 

ランチ代で使える「定額制」

FREEという経理仕分けできるソフトがあります、私も月1300円のコースを使って確定申告しています。デ

ザイン管理にCRAVEを使っていますが、これも月1000円です。

 

定額制の魅力は初期投資がいらないことです。大概雛形があるのでそれを使えばすぐに導入できます。料金

体系での契約の罠はないのですが、妙に安いので警戒する企業人が多いです。

 

 

自動更新の魅力

SaaSの利点は先ほどはインフラとしてのメリットを挙げましたが、「定額制」ユーザー側の利点としては

ソフトの自動更新があります。会計ソフトなら法律改正への対応、ECならSNSとの連動、PLMなら新たな

デバイス対応など、一般的にいちいちお金を別途取られる事はありません。

 

 

ユーザーへ対応してくれるソフトであれば、顧客のリクエストに応じてバージョンアップで改良してくれま

す。FREEでは先日、簡単なアンケートに答えると政府の給付金のどれが申請できるかを教えてくれるサービ

スが配信されましたがもちろん無料です。

 

いやいやうちはオリジナルだ!という事でしたら、全てアイデア着想から実現まで自分の金ですることになり

ます。しかもテストしてバグが出ての補修代も自分もちです。

 

 

小さなところほど利便性がある時代が来た

そうです、これが結論、SaaS型のソフトは便利ですよ使って良いですよ、ダメならすぐやめれますよ。大きい

企業の声でより良くサービスが更新されるなら乗るだけで恩恵が得られます。中小企業だからお金がないから

と諦めていたサービスにも手が届くようになりました。

 

選ぶ眼さえあれば便利な時代です。ただ注意点をひとつ申し上げます。システムは自分で使うのですから、

受け身ではいけないのです。

 

丸投げ心理が投資失敗の原因

プロジェクト失敗の歴史

よくすステム導入に失敗!ような記事を見かけます、しかも大手で。なにゆえですが、失敗の理由は

大別すると2つです

 

1、自社のオペレーションの棚卸ができない

2、発注側が理解の努力を放棄する

 

部屋のリフォームするなら、どんなインテリアにしたいのか、捨てる家具はどれで、買い足すものは

何と考える作業工程があります、インテリア好きなら最も心躍る部分です。しかし、会社でこの役割

をする担当者はたいがい憂鬱です。なぜなら部門で言い分が違うのでややこしい対立が起きるからです。

 

また、古い家具を捨てようとすると「それが使いやすい」という人も現れます。だんだんリフォーム計

画が怪しくなります。プロジェクトの失敗はだいたいこの計画段階で多くの時間をとられ、エンジニア

がコードを書く時間が削られ、テストをする時間がなくなり実装しトラブル多発で新聞発表というパター

ンが多いのが現実です。

 

これらのトラブルはシステム関係者側では理解されていて本まで出ていますが、表面に出ないのは「それ

を言っていたら発注が減る」からです。クライアントが自社オペレーションの「見える化」が出来ないの

が普通だからです。古い家具を動かすと何かが出てきて、壁紙剥がすと恐ろしいものが出てきたり。。それ

を捨てるか、そのままにするか瞬時に判断する強いリーダーが発注側に必要なのです。

 

なかなか強いリーダーもいないので、多くの場合ソフト屋の上にコンサルを入れて棚卸と理想の設計をさせ

ます。これで表面的には進みますが、問題は丸投げという事です。

 

インスタグラムを使った事がないから、丸ごと外部に委託する、インスタライブを外部の業者にしてもらうの

と同じです。他所と同じというだけでその先の展開にはつながりません。やはり自分で向かい合う努力は必要

なのです。ある程度はインスタグラムの投稿は自分でもできるようになった上で、運用を任すのなら良いので

す。

 

まとめ

システムは「これを使って何をどのように変えるか」をトップが現場にしっかり伝えなければいけません。また

業者に甘えず、自分たちでしっかり使っていく。導入前に自社のオペレーションをしっかり棚卸しした上で、

デメリット対策を考えた上で導入すること。

 

少し長くなってしまいましたが、定額制ソフトはぜひ利用しましょう。そしてシステムには自分で理解しましょう、

でした。「見える化」のお手伝いはぜひご相談ください。

ではまた次回

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