41:「コロナ1週間で見えてきた事」

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

最初にお断りしておきますが、以下に書くことは私見であり雑感です、主に伝聞に基づく情報ですので

内容は各自でご判断ください。

 

さて、流行の中心が海外に移っていますが、国内も来月いっぱいまでは予断を許さない状況です。海外の

非常事態宣言による移動制限を見ますと、食糧を買い溜めに走りそうになる気持ちはわかるところがあり

ます。

 

目に見えないものは恐怖感が強い

ウイルスなので薬やワクチンが製造されれば終焉するのはわかっていても、見えないものといつまでなのか

わからない時間の経過が落ち着かなさを感じさせます。

 

足元の状況〜業界ニュース

商売への影響、これはもうバラバラですね。個人的に聞いてる範囲では3月に入り前年比3掛けもあれば8掛け

もある、これで平均値をとって6掛けですと言っても参考にならないです。大型店は客数に依存するので影響は

大きいでしょう。ただ、都内も先週よりは戻り基調だと通行量を見て感じます。(期待感も入っています)

 

実際の数字は上場企業の月次発表待ちになるので、4月6日あたりに明らかになります。そうは言っても同業の

様子を知りたくなるものですが、業界新聞は書きませんね、忖度か知りませんが役に立たない気がします。

日経の百貨店3=4割減のニュース、しまむらが下方修正出してますが、2月期なのでコロナは十分折り込んで

ないです。上場している各社は不安視されてるのでしょうか、とことん売り込まれてます。

(バーバリー5割減の記事)

 

倒産ニュース

2016年には元気があるようなインタビュー記事が出ていたシティヒルが民事再生法申請しました。2016年の

記事は3月ですが、その年の後半は稀に見る暖冬でしたのそこから苦しくなったのでしょうか?もしそうであ

れば在庫を積み増してシーズンに入るスタイルが元凶かなと個人的には推測します。昨年の夏には金融機関に

リスケ依頼してたとありますので、コロナというよりその後の10月消費税で行き詰まったのでしょう。

 


それ以外、ローカルで少し聞いていますが、まだオープンな記事には出てきてませんので控えます。

(神戸岡本プロフィール:自己破産の記事)

コロナで亡くなる方も持病がある方が多いそうですが、会社も土台が崩れていると何かが引き金になっ

てしまいます。残念な事です。

 

 

半値8掛け2割引

株価の暴落したときなどに、どこまで落ちるかわからない下値の予測で昔から言われてるらしいです。

日本は江戸時代から米の先物相場を考案した国だけに、こういう古い言い回しが歴史の裏付けのもとに

残ってます。(大阪の堂島コメ市場、世界初の先物考案したのは淀屋橋の米問屋淀屋)

 

半値8掛けに割引ですと元値の32%ぐらいになるので、商品に例えるなら原価まで落ちるという事で、

そうなれば今目にしてるのは株価のファミリーセールのようなものです。安すぎても買う気がしないの

は不思議な心理です。(PBR1なのに)

 

いったん崩れると原価まで落ちるのは、損をしてる人が粘ったげく投げ出すので、投げがあるうちは買い

上がる人もいないのでそのような事態になるそうですが、言える事は大底までいくには時間がある程度か

かるという事ですね。辛抱強く対応してく必要があります。

 

敵の本丸は消費税ダメージ

自民党有志をはじめ声を上げはじめましたが、庶民の声は届かないような感じです。政府の対策は1万

数千円ぐらいの現金給付になりそうですが、輸出のための消費税を守り内需が犠牲になる構図は変わり

ません。自分達で出来る事をするしかありません。

 

小売がダメになると、不調が川上に伝播して行きます。そういう意味で、コロナウイルス以前に消費税

増税から消費が変調した事を意識した方が良いでしょう。在庫をまとめて作らないやり方で顧客に満足

していただくのを再度考える時です。

 

消費不調が消費税が本丸だとすると、ウイルスショックが解消しても何もよくなならない現実が待ってい

る恐れがあるからです。何もよくならないは言い過ぎですね、嵐が通り過ぎた反動の消費は見込めるが

経済のベースを毀損された人たちの回復が遅れるのと、増税で手取りが減る消費減の3つが混在するで

しょうという予測です。

 

 

開き直って戦う個人

個人でなんとかしようという動きが出てきています。

 

「空いてます嵐山」に代表される、現状を逆手にとって洒落で楽しんでしまおう!のような庶民的なのり

のキャンペーンです。ニュースによく取り上げられている

「文豪缶詰プラン」

「マジでコロナウイルス勘弁して下さいプラン」

「567円(コロナ)飲み放題プラン」

「飲食店で無料で使える、コロナ対策ポスター」など。楽しそうですね、そこで考えてみました。

 

SNSはネガティブをポジティブに言い換えるのがコツ

インスタなどの指南本に注意点として書かれているのは、「決してネガティブな感情を流さない事」です。

ブログなどと違い、インスタなどは小さな気持ちの表現をテッシュを積み重ねるように構築していくもの

ですので、落ち込んでいる演出は避けましょうと言われています。

 

今の時代はこういう便利なコミュニケーションの道具があるので使わない手はないです。やってない方は

始める絶好の機会です。そこでSNSを使ったアイデアです。

 

1、商店街紹介日記

田舎で店を構えていると、若い人が少なくなった商店会の役員をしたり、同年代の店主で相談したりする

事は多いと思います。古いお店や行きつけのお店でSNSをしてるところも少ないでしょうから、そういう

タイアップ記事を載せていくのも良いのではないでしょうか?見てる方がほっこりするのは確実だと思い

ます。

 

知り合いのお店に特注品をオーダーしてみる。中の良いスタッフ同士、オーナー同士がモデルになる。

バトンを渡していく、わらしべ長者のように商品を交換していく。。何ら経済効果を保証する活動では

ありませんが、見てる方が喜んでいただく、これは最高に大事だと思います。

 

インスタタイアップの効果は双方のフォロワーにアピールできることです。これはマーカーがよく顧客

交換のために合同展を開くのに似ています。ちょっと異業種だけど面白いという組み合わせに妙があり

ます。

 

2、「ビコーズ アイム ハッピー」と言おう

”世の中悪いニュースが聞こえてくるけど、僕はへっちゃら、関係ないさ。だって僕はハッピーなんだか

ら”と歌うファレル・ウイリアムズに協力いただき(商標権にはお気をつけ下さい)。店頭でアイムハッ

ピーと言ってくださった方にはサービスクーポンをお渡しする。(期限はウイルス収束まで)

 

壁のボードにチェキ貼りやサインして貰うのも良いでしょう。お店のスタッフも気分が落ちてますし、

社長はどうするんだろう?と自分の身を案じたりもしてるでしょう。ですから店が明るくなるように、

お客様と一緒に行動できることが良いと思います。

 

これらのキャンペーンは値引きの勧めではないです。繊研新聞で読んだSNS利用の記事に、「オンラ

インの在庫はサムネイルの写真を取り直す事で鮮度が復活する」と言うのがありました。EC上で販売

する分には棚を開けると言う意識も不要なわけです。

 

ここでのキャンペーンは”気持ちのお裾分け”と言う意味です。「服を楽しむ、人生を楽しむ事を諦めな

いで!」と言うメッセージを伝えなしょうと言う事です。まずご提案まで。。

 

 

ピンチは商人精神が救う

剛(アイデンティテイ)と柔(商人精神)

それほど業界歴が長いわけではないですが、振り返ればピンチを言われる時期はありました。地方の

専門店様も開業された時期で「ピンチと感じた時期」は違いがあるかも知れません。私が所属した組

織で見てきたのはピンチを救ったのは商人精神の柔軟性だった事です。

 

私の経験はセレクトショップ創業期の体験です。セレクトショップというと「こだわり」という言葉を

感じさせます。美意識やスタイルに関してゆるぎないマイルールを持っているというのが入社前の認識

でしたが、いざ入社後に見たピンチを切り抜ける力は「柔軟性」でした。

 

意味としてはこだわる事より喜んでもらう方が大事だという事です。(喜んでもらいという表現にはい

ろんな解釈が含まれます、値引きだけが喜んでもらえるわけではありません)

 

剛があれば勝ち進んでいけるかというと現実はそうでもないのです。他者と競争している意識が強いと

自分らしい、自店らしさこそ生きる術とばかりにスタイルにこだわるのももちろん大事です。大事なの

ですがそれだけでは前に進まなくなることがあります。

 

つまり”らしく”あるのは大事ですが、最後の最後は消費者に合わせる柔軟性が大事だと思います。今は

商売のスタイルを保ちつつ状況の緩和を待つ、耐える、そうしていると思います。ただ、これが長引い

た場合は、右手のアイデンティティ(自分達らしさ)を少し下ろして、左手の商人精神を活かす場合で

す。

 

要するに剛と柔のバランスが保てれば良いのですが、大抵どちらかを選ぶ思考になりがちなのです。そ

の方が考えなくて済むからです。日常は剛で成立していますので日増しに柔軟性を失うお店は多いと体

験上感じています。両方できるのは創業者くらいではないでしょうか?創業時こそバランスが求められ

る時期ですから。

 

今気になるのは、もしもウイルスと経済変調の期間が長引いたとしたら。。その時には柔軟性を活用

して下さいねという(杞憂かも知れませんが)私からのメッセージです。

 

その時には、単なるセールに走るのではなく、「お客様に何がしてあげられる」を十分に考えた上で

お得になる施策を打つべきだと思います。そういう意味で、現時点でお店独自の「アイムハッピーキャン

ペーン」的なアイデアをスタッフとしっかり検討するのが大事だと思います。

 

常に半年先の手を打っていれば、考えておけば(不必要なら実行しなくて済みます)良いのです。今が

悪いのは半年前に何も考えてなかったからです。コンサルタントの立場としての意見です。参考にして

下さい。

 

時間はたっぷりあるのですから。。

ではまた次回

 

 

 

 

商売である以上、このような大旱魃もあります。そこで生き残れるのは、出来ることややらなくて良い

事を足したり引いたりして、なんとかやりくり出来る「商才」だと、振り返って思います。もしお店が

そこそこの規模にあるのならばその天性の「商才」を持った方が数人いらっしゃるのだと思います。

 

私の経験上ですが、商才を持った人が人格やリーダーシップを兼ね備えない事もあるのですが、やっぱり

 

 

 

 

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