42:「拡散依頼のメールを見て考えたこと」

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

メールを拡散してほしいと言う依頼をいただきました。詳しく書くと拡散に協力するのと同じことに

なってしまうのですがww。SCなどに出店している場合、最低保証家賃があり今のウイルスショック

の影響下ではその為(家賃が引かれ)手元に戻ってくる金額ではやって行けない。このような災害は

等しく負担を分担するのが望ましくで店子だけかぶるのは不公平ではないかと言う内容です。

 

要求としては最低保証のない契約ないしは、お救い米のような特例を与えてほしいと言うことです。皆様

はいかがお感じでしょうか?そこで私なりに今までの記事を補足する形でまとめてみました。先に私の

意見を申せば「自助努力」しかないと思います。まずデベロッパーの認識は短期で終息すると思っている

のか?確かめた方が良いと思います。(尊敬する方から頂いたメールなのですが、私なりの意見を述べ

させて頂きます)

 

以下の内容は個人の意見です。ウイルスの影響についても長期化するかどうかは文献からの推測であり

専門家の意見を代表するものでもありません。もしそうなった場合どうするのか?という内容です。そ

の点よろしくご理解ください。

 

追記:転送依頼メールの出元がわかりました。「小嶋健輔先生のFacebook記事」

これを読んで感動した人が拡散したかったようです。

 

Contents

弱いものを守る

優先されるべきは経済か弱者か

現在、世界各国で優先されている施策は、住民の移動を制限し隔離をしてパンデミックをスローダウ

ンさせる試みです。中国が成功例とすれば、爆発的に広がりかけた流行を国民の0、1%以内に閉じ

込める事ができたわけです。

 

英国の議論のように、弱者だけ保護して一気に流行らせれば耐性が出来ると言う考え方もあります。そ

うすればより短期間で騒動は治るかも知れません。しかし、全国民に伝染してしまえば一定の犠牲はで

ます。また多くの国民が苦しむことになります。貴重なインフラである医療機関も麻痺しますから失敗

すると多くの弱者は見殺しになる可能性が高いわけです。

 

日本の現在の施策は症状が軽い患者は医療機関行かず、負担をかけないようにする事。移動や集会を禁止

して爆発的な流行を少しでも遅らせる事です。この方法は英国アイデアよりもスローランディングさせる

ので手間と時間がかかります。その軟着陸させるまでの間に経済が大きく痛むのが現状です。

 

第二波がくる前に時間を稼ぐ

アジア各国では比較的コントロールが効いているそうですが、生活水準の低い国々は集団で生活し

ているので、これからより途上国で伝染して犠牲者が増えていくのは避けられないと聞きます。

 

過去のパンデミックを調べると3回のインフルエンザの流行があります。スペイン風邪とアジアイン

フルエンザそして香港インフルエンザです。

 

スペイン風邪とアジアインフルエンザは第二波が第一波の数ヶ月後に起きており、より毒性が強力にな

った事で死者が増大した事実があります。スペイン風邪は春〜夏に第一波、秋から第二波、年を越した

冬から第三波です。スペイン風邪もアジアインフルエンザも第二波は毒性が10倍になりました。

 

当時は抗生物質もない時代ですから今と比べるのは難しいですが、パンデミックの対抗策は時間を稼いで

二波の前にワクチンを作ることです。(香港インフルエンザだけは早めの終息になりました、前回と型が

似てたために耐性があったと言われてるそうです)

 

経済のダメージは避けようがない

時間を稼ぐために経済が犠牲になるのは致し方ないというのは理解はできますが、受け入れるのはハード

です。ありとあらゆる業種が影響を受けてます、最悪の場合それがもうしばらく続く覚悟は必要なのです。

他国の大統領演説では「戦争」という表現を使う国が多いのも、パンデミックの怖さが代々伝わっている

のでしょう。

 

被害が広がると政府が面倒を見るべき保証の範囲は超えていると私は思います。結論としては「自助努力を

してください」です。もし第二波がきたら秋から冬です、もっと痛手は大きくなります。私が恐れているより

もずっとうまく日本政府は対応し、ワクチンを間に合わせる事ができるかも知れませんが最悪の予想も視野

に入れるべきだと思います。(前回の記事にはそこまで書きませんでしたが)

 

ちょっとクセがありますがw6分の動画です、流行が二波に分かれてるのがわかります。

こうならなければ、全て良しですが。。。

 

損失の先を考える

覚悟を決めるときかも知れない

国が融資をしてくれるので、とりあえず会社を潰さない。その先で返済に努力する。その覚悟を決める。

それが良いと思うので、転送メールの気持ちはわかりますが賛同はできません。この時点で、経営状態が

思わしくない、大きな問題がある、しかも修正できない会社は厳しくなります。

 

弱っているところに嵐ですので覚悟が求められます。店舗数が多いところ、拡張戦略を取ったところは厳し

いですよね。。しかし、こういうメールが出る事自体、SCに大量出店しているところは厳しいのだと思いま

す。メーカーさんは一段の覚悟が必要ですね。

 

日本は強い

これだけ赤字国債発行していても、預貯金があるし、政府の言う事を聞いて皆従うし、一致団結できるし

医療のセーフティーネットも国民皆保険もある国ですから、危機は軽く済むかも知れません。また富裕層

も健在なので収束後の消費もある程度期待できます。専門店様も上位顧客に絞ってでも、コミュニケーショ

ンを絶やさずお付き合いされれば、ダメージは最小限で済むかも知れません。

 

最悪と最良の間で構えておく

人生想像した通りにならないものですが(笑)、2本だてで社内でミーティングしておきましょう。世界

のアーティストが「何かできないか?」とSNSでメッセージを発しつつあります。皆様も皆様の声が聞きた

い、励まされたい方達への責任があります(と私は思います)ので、ぜひ発信してもらいたいと思います。

 

という事で、冒頭のメールの趣旨はわかりますが、デベロッパーがどんな考え方をしているのか?自分は

自分あなたはあなたなのか、共に生きていこうと話し合うのかまず確かめてみた方が良いでしょう。また

違う記事でも書きましたが、不測の事態だから足元のリスクを背負っとほしいと返品や値引きを要求する

のは筋が違うと思います。

 

 

足元のリスクは一旦経営責任として引き受け、その上で先々に何をすれば挽回できるかデベロッパー様と

二人三脚で頑張っていくのが良いのではないかと考える次第です。

ではまた次回

 

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事