43:「ピンチを救う自問自答のススメ」

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

昨晩、知り合いの地方専門店のインスタライブを見てましたが、インスタライブは良いですね。次々

と顧客が参加してくると、ライブしてるオーナーの声にも張り合いが出てきます。顧客の存在がいか

に商売人の気持ちを鼓舞してくれるのかがわかります。

 

今日は「自問自答のススメ」です。日常的に独り言言ったり、頭の中で言葉を発しつつ考え事をするこ

とは普通にあると思います。本当にショックな事や重要なことが起きた時はどうですか?私も人生経験

で何度かそういう時がありました。

 

 

直感的に解決法やピンチからの脱出法が思い浮かばない時はパニックになります。冷や汗が出てきて、

断片的なセリフが頭の中を飛び交います。なんとか手がかりを探し出して前向きになりたい。そんな

ハードな試練には昔から言われている定番の方法があります。

「人生で困難な問題に直面した時には」

・まず腹を満たし

・体を暖かくし

・部屋を少し暗くして部屋に横たわる

そうすると心が安心してくる。体と心を安全な状態にしてから考え始める。

 

今回はもう少し日常で活用できる方法です。紙に書き出す方法と会話相手を利用する方法の2つです。

 

思い浮かぶ事を「見える化」する 

 

マインドマップを使う(マインドマップの書き方)

人は悩んだ時には考え込んでしまいます。あれこれと思いは湧き上がってきますがそれぞれが断片的で

す。断片的な事を書き出し、そのワードから思いつく事を周囲に書き足していくだけです。そうすると

つながりが見えてくるというものです。

 

いったん浮かんでくるキーワードを書き出してみる効果は、俯瞰してみることが出来る事です。頭に

中だけで考えていると、早く解決したいという気持ちから前のめりになり過ぎ、大事な事を見落とす

ことになったりします。よく欧米の警察ドラマで事件の手がかりをボードや壁に貼り出したりしてま

す。そうやって時間をかけて俯瞰することで見えてくるものがあります。

 

(古い映画ですが、突然事件に巻き込まれた記者が襲われた理由を探すのに、マインドマップを使っ
て推理をするシーンがあります。)

いったん書き出すと発見もありますし、データとして保存もでき修正も効くのである意味最強の方法
です。
物事のトラブルには大別すると物理的な問題、品質や手順、やり方のような問題と、人の感情が絡む
問題があります。物理的なものや因果関係などは紙に書き出すのがあってます。一方、自分の感情が
絡むようなことは「紙に書き出しても気持ちが治らない!」だったりします。
感情が絡む問題は、会話を通じて自分の潜在意識を露出させる方法が良い場合があります。

シャドートークの相手を見つける

 

最も簡単で手っ取り早い「心を落ち着かせる方法」は、精神的なパートナーと会話をすることです。

どう感じているか?どういう状況か?は本人が一番分かっているので、本人が言葉で気持ちなり状況

なりをアウトプットするのが一番簡単な心の治め方です。その時にパートナーがすべきことは意見を

言わない、本人の喋りやすいように質問やうなずきで引き出してあげることです。

 

つまりキャッチボールの相手になってあげるのですが、状況としては「当人が鏡に向かい自問自答し

ている」ようなものです。感情が絡む問題はこれが一番効果的だと思います。

女性は比較的こういう解決法を小さな時から身に付けていて、深夜でも自分のために時間を割いてく

れて、心が落ち着くまで聞き役になってくれる人を持っています。その人を親友と呼んでいることが

多いようです。困った相手に見返りなしに自分の時間をいつでも差し出す行為は尊いです。

 

 

一方、男性は抱え込む人が多く、ピンチやストレスに対して「逃避行動」を選択する人が一定の割合で

存在するので、心情を吐露するのに手間取る人が多いです。そんなメーカー経営者が社内で聞き役を探

すのは難しく、また事情を知らない人の方が相談しやすい面もあるので、そういう時のために社外に聞き

役を作っておくのが良いと思います。

逃避行動の代表例!

取引先の鏡になる〜コンサル営業の出番 

使える人がいれば社外リソース(営業マン)を活用しましょう。メーカー側からしても営業の活用は

願ったりです。短期の収益には貢献しませんが、未来の売り上げには貢献の可能性があります。

 

営業マンは将来生き残れるであろう営業の姿を証明しよう

「営業の存在は薄れていく」という記事を書きました。その中でコンサル的な知見のある営業は生き残

れると書きましたが、コロナショックで早速幸か不幸かそれを証明する機会がやってきました。自社で行

うマインドマップを顧客にしてあげるチャンスです。

 

 

シャドートーク(聞き役)が使う台詞
鏡になってあげる

・「なるほど、そうなんですね」

・「本当にそうですよね」

・「そう思うのが普通ではないですか」

・「そうですね、私も同じように感じます」

・「やはり、それは大事ですよね」

・「いつからそう思ってたんですか?きっかけは何ですか?」

・「どうしたいと感じてますか?」

 

聞き役は聞くことに徹していれば、解決の道筋は相談者が自分で探り当てていくので、ゴールを心配

する必要はありません。肯定や質問を繰り返して、話がしこりになっている部分や傷口の周りを丁寧

にケアしてあげれば良いのです、傷口の手当てまで求められてる立場ではありません

 

同じく「ミラーリング」というおうむ返しに重ねてあげるのも有効です。参考にしてみてください。

決してマインドコントロールではなく、出口を探している方のお手伝いです。セールスは折り込まな

いように。お見舞いに来たついでに病室で物を売りつけるのは止めましょう(笑)このトークで落ち

着きが出てきたら、マインドマップを併用するとより効果的でしょう。

 

トークパートナーを確保しておく

何より大事なのはこのような緊急事態用にトークパートナーを用意しておくことです。

その場合の条件は下記の4つです

・どこまで打ち明けられるか?プライバシーを配慮してもらえるか?

 

・自分のことを理解してくれるか?会社のプロセスをわかっているか?

 

・情報の悪用せず裏切らないか?守秘義務を心得ているか?
・一般常識はあるか?業界や商売の事情が理解できるか?

自問自答を行い状況が俯瞰できると、次の段階としてそのピンチを脱するために策を出さなければ

いけません。その際のコツを紹介します

アイデアは基本思いつきを大事にする

進化(亀)と革新(ウサギ)の違い

「アップル」という本を読んでますが、進化の帝王と言われるのがビル・ゲイツ。当初のWindowsは

酷かった。展示会の壇上でMacと比較テストされ、長年笑い者にされていた、いつまで立ってもバグ

が多く上級顧客からは見向きもされなかったと書かれています。

 

一方、スティブジョブズのMacの目指すところは革新。まったく新しい物をゼロから作る(マネもある

けど)経営的にギャンブルで開発にストレスがかかり人の入れ替わりも激しい。しかし瞬間的なプレゼ

ンでは熱狂的に迎えられる。

 

ある程度の組織にいればアップル型のマネジメントなど不可能なことがわかります。事実、夢ばかり追っ

たアップルは行き詰まります。基本的に有能なマネージャーというものは、今期と来期の数字をキチンと

作れる人です。足元の数字を理解しており、慎重な判断をする人が有能なマネージャーと言われます。進

化はコツコツと積み重ねられるものです。

 

 

一方、会社を経営していれば、どこかで大きく羽ばたいたり、チャレンジしたり、危機を脱出しなければ

いけない場面が出てきます(平穏に成長できればそれが一番ですが、そんな公務員のような生活はありえ

ないでしょう)ところが、そういう”ここ一番”という時には”有能”なマネージャーという人材に期待する

と困ることになります。

 

ECを始める、越境ECを始める、インスタライブ展示会を始める、ポップアップを始める。。始めないと

まずい。。などなど革新を求める場面はいま現在訪れていると思います。ウサギのような跳躍があればま

き返せる!!

 

有能な社のNO2は平常時に有能なのであってピンチの時のヒーローとは真逆の姿勢でに生きているので

すから、急に「革新性」を求められても困るのです。社内にウサギはいないのでしょうか?そんなこ

とはありません、ウサギの要素は社内、店内の全員が持っているのです。

 

結論から言えば、アイデアを募ることです。アイデアは誰でも持ってます。偉大なアイデアはひらめき

から生まれています。ただ問題はアイデアの取り扱いは難しいのです。

 

革新性の基になるアイデアとは思いつき

会議やミーティングをすればわかりますが、アイデアというのは大概「直感」です。「ひらめき」なんです。

誰の発言か?で社内の扱いが変わりますが、昨日入ったバイトでも専務のアイデアも同じなんです。大事な

のは「アイデアは不完全なものだ」という認識です。

 

アイデアの宿命
  • アイデアはそのままでは使えないことが多い。→補完・補強する

 

  • アイデアには副作用をもたらすことがある。→中和させる・強弱で加減する

 

  • アイデアの実行には障害がある。→障害を取り除く・迂回する

 

  • アイデア自体にリスクがある。→保険をかける・バックアップを用意する

 

アイデアは華奢で繊細だと思います。雪の結晶みたいにすぐ溶けてなくなります。これを育てたいと

なるとアイデアを敬う風土が必要になります。アイデアを披露するには相手が必要です、自問自答の

シャドートークのような繰り返しをへてアイデアは洗練されてくるのです。

 

ですので、そういう「思いつき」を話しても笑われない、馬鹿にされない、すぐ揚げ足を取られない、

経験の浅い人間の話は聞かないという風潮は無い、有能なマネージャーに実現不可能と反対されない、

環境があれば、環境が安全であれば人は積極的にアイデアを披露します。

 

ボケてツッコムは正しい形

世の中、ひらめきの人と冷静沈着な人がいらっしゃいます。例えば有能なマネージャーは冷静沈着な人

でしょう。彼らは洞察力があり、他の人に見えないものが見える能力があるので、アイデアが出てくると

あれこれ具体性を質問し、欠点も指摘します。大概それでそのアイデアは沈んでしまいます。

 

アイデアは保護されなければいけません。雪の結晶のようにもろいので発言する人を守ってあげるの

が重要です。能力のある人は対空砲火のように不完全なアイデアを打ち落とすことで自分の能力をひ

けらかしてはいけません。能力は不完全なアイデアを使えるアイデアに昇華させることで使います。

 

アイデアが最初でツッコミは後です。アイデアを尊重し優しくツッコム。いいボケがあってこそ突っ込

めるるでしょう? 最近そんなコンビもいますねww

 

アイデアを活かすとは、アイデアは思いつきで不完全だからこそ「何かを足して、何かの策と合わせて、

予想される障害を迂回して、予測される副作用を中和させる手立てを打つ」ことです。ですので、まずは

アイデアを出しやすい風土を作るのが先決になります。よく地方の活気のあるスーパーでどんなアイデア

でも出したら500円の報償金を出したりすることろがありますが、まず出した行為を称えるというのが重

要という仕組みになっています。

 

十分にアイデアを出してから、それを活かす手立てを考えるのが正しい姿と言えます。わらいのある職場

は冗談を言っても誰かが拾ってくれる安心感がある職場です。アイデアを出すことに安心感がある職

場ならピンチでもたくましいアイデアが出ることでしょう。

 

繰り返しますが冷静なツッコミをする人は会社のキーマンであることが多く、その人が喋ると皆が黙る

ことが多いです。普段から経営者の声が大きすぎるとピンチでも皆下を向くばかりでしょう。「こんな

重大時に危機感のある社員がいない」と社長は憤りますが、普段から自分が意見の芽を踏み固めている

事に気付いていないケースはよく見かけます。

 

そのような経営者には自問自答をお勧めします、またその人が会社のエースならば「いったん受けと

める」事が大事だとを伝えるてください。

 

人は悩むだけ強くなれる〜金八先生

マインドマップで悩みを整理し、アイデアを募る風土があればいったんの対策が打てます。出て来た

対策をどれから始めるかは優先度・緊急度・重要性などを加味して選んでいきます。(また次回のテ

ーマ)。なるべく危機の時は実行できる難易度が低いものから行う方がモチベーション的にも良い

でしょう。

ピンチは人を強くします。ジムで持ったこともない重量を自分に課すことはまずありません。「こ

んなの持てっこない」そんなチャレンジを無駄と思うか、鍛錬と思うか。。頑張っていきましょう。

ではまた次回

 

 

 

 

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